「米原ビーチって閉鎖されたの?」
最近、そんな声を耳にすることが増えてきました。
結論から言うと、米原ビーチは現在も営業中です。
誤解の原因は、すぐ隣にあった「米原キャンプ場の閉鎖」。この情報が一人歩きし、「ビーチも使えないのでは?」という噂が広まってしまったようです。
この記事では、そんな誤解を正すべく、2025年最新の米原ビーチ現地情報をお届けします。
- 現在も利用できる施設やレンタルサービス
- 注意が必要な安全ポイント(離岸流や危険生物)
- 冬季の海況やアクセス方法
- よくある質問とその答え
…など、初めて訪れる方にも安心して楽しめるよう、丁寧に解説しています。
石垣島旅行を計画している方、米原ビーチが気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
【閉鎖のウワサは誤解】米原ビーチは2025年も営業中!
米原ビーチ自体は2025年の現在も営業しており、シュノーケリングや海水浴を楽しむことができます。
石垣島北部に位置する米原ビーチは、透明度の高い海と豊富なサンゴ礁で知られる人気の観光スポットです。
全長約1キロメートルの白い砂浜が広がり、波打ち際からすぐの場所でも色とりどりの熱帯魚を観察できることから、シュノーケリング初心者にも最適な場所として親しまれています。
現在利用可能な施設一覧
米原ビーチは現在も自由に利用できる海水浴スポットで、以下のような基本設備が整っています。
基本設備
- 駐車場(有料・無料あり)
- 水シャワー(※温水ではありません)
- トイレ
- 更衣室
営業時間
- ビーチへの出入りは24時間可能
- シャワーやトイレなどの設備は【日中のみ】利用できます
シュノーケリングや海水浴を自由に楽しめるので、石垣島観光の際にはぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットです。
米原ビーチではなく「キャンプ場」が閉鎖!その理由と経緯とは?
米原ビーチは現在も営業中ですが、隣接していた「米原キャンプ場」はすでに閉鎖されています。
このキャンプ場の閉鎖が「米原ビーチも閉鎖されたのでは?」という誤解の原因になっているようです。
閉鎖までの流れ
2022年4月:キャンプ場の営業休止が始まる
2024年9月:石垣市議会にて廃止が正式決定
主な閉鎖理由
管理者による不祥事
┗ 国立公園内での無断伐採、業務報告の怠慢、不適切な施設運用
立地上の課題
┗ 住宅地に近く、花火や音楽などの騒音問題が発生
地域住民からの強い要請
┗ 継続運営に否定的な声や、自然公園としての再整備を求める意見が多数
石垣市では現在、跡地を海浜公園として再整備する方針を検討しています。
米原ビーチで現在利用できる施設とサービス
米原ビーチには、観光客にも便利な設備とサービスがそろっています。
以下に、2025年現在利用可能な主な施設とレンタルサービスをまとめました。
駐車場情報
米原ビーチには2種類の駐車場があります。
有料駐車場
料金:500円/日
収容台数:約60台
施設利用料込み(シャワー、トイレ、更衣室使用可能)
無料駐車場
料金:無料
収容台数:約8台
早朝到着者優先(先着順)
地元の方は無料駐車場を利用することが多いですが、観光客の方は確実に駐車できる有料駐車場の利用をおすすめします。
設備詳細
シャワー設備
- 水シャワー(温水なし)
- 料金:10分200円
- 個室タイプの更衣室完備
トイレ
- 3箇所設置
- トイレットペーパー常備
- 清掃管理されている
その他設備
- 自動販売機数台設置
- ゴミは持ち帰り制
レンタルサービス
ビーチ周辺には、以下のようなマリン用品レンタルが可能なショップがあります。
主要レンタル品目
- シュノーケルセット
- ライフジャケット
- マリンシューズ
- パラソル・ビーチチェア
料金の目安
- ライフジャケット:1,100円/日
- シュノーケルセット:セット料金あり
- その他用品:現地にて確認
※多くのショップは事前予約を受け付けていないため、当日の在庫確認が必要です。
米原ビーチでの注意点まとめ|離岸流・危険生物・監視体制に要注意!
美しい海で知られる米原ビーチですが、安全に楽しむためには以下のような点に注意が必要です。
離岸流(リップカレント)の危険性
米原ビーチでは離岸流による水難事故が毎年発生しています。
離岸流とは
沖合に向かって流れる海流のことで、泳いでいる人を沖に引きずり込んでしまう危険な現象です。
見た目では判断しにくく、気づいた時には既に岸から離れてしまっていることがあります。
離岸流発生ポイント
- ビーチ入口付近
- トイレ近く
- サンゴ礁の切れ目
ビーチ入口とトイレ近くには、離岸流発生ポイントを示した地図が設置されているため、海に入る前に必ず確認してください。
離岸流に巻き込まれた場合の対処法
- 慌てずに冷静になる
- 岸に向かって泳がない(流れに逆らうため体力を消耗)
- 流れに対して横方向に泳ぐ
- 流れから抜け出してから岸に向かう
その他の重要な注意点
監視員は常駐していません
米原ビーチにはライフセーバーがいないため、自己責任での安全管理が必要です。
特に小さなお子様連れの場合は、保護者が常に目を離さないよう注意してください。
遊泳禁止区域に注意
一部エリアでは遊泳が禁止されています。
現地の看板や標識を必ず確認し、それに従って行動しましょう。
危険生物に注意
米原ビーチには、以下のような海の危険生物が生息しています。
- ハブクラゲ(毒性あり)
- カツオノエボシ(強い刺胞毒)
- サンゴ(触れると皮膚炎を起こすことも)
- その他刺毒を持つ魚類・生物
海に入る際は、マリンシューズやラッシュガードを着用するのが安心です。
冬季の天候と波に注意
12月〜3月は北風が強くなり、波が高くなる傾向があります。
特に米原ビーチは島の北側にあるため、冬場は風の影響を受けやすく、遊泳が制限される場合もあります。
米原ビーチでのおすすめの過ごし方
せっかく米原ビーチを訪れるなら、ただ眺めるだけではもったいない!
ここでは、米原ビーチならではのおすすめの過ごし方をご紹介します。
気軽に楽しめる!シュノーケリング
米原ビーチ最大の魅力は、初心者でも気軽に楽しめるシュノーケリングです。
おすすめポイント
- 浅瀬でもカラフルな熱帯魚が観察できる
- 遠浅で波も穏やか、子供でも安心
- サンゴ礁が豊富で、生き物の多様性が高い
出会える海の生き物たち
- ルリスズメダイ
- クマノミ(ニモ!)
- チョウチョウウオ類
- 色とりどりのサンゴ
- ウミガメ(運が良ければ!)
ベストタイミング
- 干潮時:サンゴが見やすく、水深が浅くて安全
- 午前中:太陽光が海中を照らして視界良好
- 風の弱い日:波が穏やかで透明度UP
神秘の絶景!青の洞窟ツアー
米原ビーチ近くには、神秘的な青い光が差し込む「青の洞窟」があります。
現地ツアーに参加すれば、シュノーケリングや洞窟内の探検が楽しめます。
特に晴れた日の午前中は、洞窟内が幻想的なブルーに輝きます!
夕日鑑賞でロマンチックなひととき
米原ビーチは夕日スポットとしても知られています。
- 川平湾方面に沈む夕日は絶景!
- 空と海がオレンジ色に染まり、写真映え抜群
- カップルや家族連れにも人気の時間帯です
映え写真ならここ!記念撮影スポットに最適
全長約1キロの白砂ビーチと透き通る海は、プロポーズやウェディングフォトにも使われる絶景スポット。
- フォトジェニックな海岸線
- 人の少ない時間帯を狙えばまるでプライベートビーチ!
米原ビーチへの行き方|空港・市街地・川平湾からのアクセス完全ガイド
米原ビーチは石垣島の北部に位置しており、レンタカーやバスでアクセス可能です。ここでは主な出発地ごとのアクセス方法をご紹介します。
車でのアクセス(レンタカー推奨)
新石垣空港から
- 所要時間:約20分
- 距離:約15km
- ルート:国道390号 → 県道209号 → 県道87号 → 県道79号
石垣市街地から
- 所要時間:約30分
- 距離:約20km
- ルート:県道79号を北上
川平湾から
- 所要時間:約15分
- ルート:県道79号を東進
※レンタカーを利用する場合、道中は景色がよく快適なドライブコースです。
路線バスでのアクセス
石垣バスターミナル発のバス路線が運行しています。
- 最寄りバス停:「米原キャンプ場前」
- バス停からビーチまでは徒歩約10分
- 系統番号は時期によって変動あり(事前確認推奨)
注意点
- 1日1〜2本と本数が非常に少ないため、時刻表の事前確認は必須
- 往復分のバス時間も把握しておきましょう
おすすめのアクセス手段
- 家族連れ・荷物が多い方 → レンタカーが最も便利
- バス利用の場合 → 観光ついでに立ち寄る場合や、時間に余裕がある方向け
よくある質問(FAQ)
旅行前に気になる疑問を、わかりやすくQ&A形式でまとめました。
米原ビーチは閉鎖されているのですか?
A:いいえ、米原ビーチは現在も通常通り利用可能です。
閉鎖されたのは隣接する「米原キャンプ場」で、ビーチは引き続き開放されています。
キャンプやBBQはできますか?
A:できません。
キャンプ場は閉鎖されており、ビーチでの火気使用も自然公園法などにより禁止されています。
温水シャワーはありますか?
A:ありません。
川の水を使用した冷水シャワー(10分200円)のみ設置されています。
シュノーケル用具はレンタルできますか?
A:はい、ビーチ周辺のショップでレンタル可能です。
ライフジャケット、マスク、シュノーケル、フィンなどが借りられますが、事前予約は不可の店が多いため、当日現地での確認が必要です。
子どもでも安全に遊べますか?
A:比較的安全ですが注意が必要です。
遠浅のビーチなので小さな子も楽しめますが、監視員がいないため必ず保護者が付き添ってください。 離岸流の危険もあるので、ライフジャケット着用が推奨されます。
冬でも楽しめますか?
A:できますが、条件によります。
12〜3月は北風の影響で波が高くなる日もあり、天候次第で遊泳できない場合があります。 当日の海況チェックをおすすめします。
駐車場は確実に使えますか?
A:有料駐車場(約60台)は基本的に利用可能です。
無料駐車場(約8台)は早朝から満車になることがあるため、確実性を求めるなら有料駐車場が安心です。
必要な持ち物はありますか?
A:以下を持参すると便利です:
- 日焼け止め(こまめに塗り直せるタイプ)
- 飲み物(自販機はあるが割高)
- タオル・ビーチサンダル
- 防水バッグ(貴重品保管用)
- マリンシューズ(サンゴ対策)で足を切る防止)
【結論】米原ビーチは閉鎖されていません|誤解に注意&安全に楽しむためのポイント総まとめ
米原ビーチは2025年現在も営業中で、海水浴やシュノーケリングを楽しめる石垣島屈指の人気スポットです。
ネット上には「閉鎖された」という情報も見受けられますが、それは隣接する米原キャンプ場の閉鎖が原因です。
最後にもう一度確認!米原ビーチの最新ポイント
- 米原ビーチ自体は営業中!
- 閉鎖されたのは米原キャンプ場のみ
- トイレ・シャワー・更衣室・レンタル用品など基本設備は利用可能
- 安全に楽しむには離岸流や危険生物への注意が必要
- 冬季は波が高くなる日もあるため天候・海況の事前確認が重要
石垣島の自然を満喫するには、正しい情報とちょっとした備えがカギになります。
家族旅行やひとり旅、カップルでの滞在でも、米原ビーチはきっと思い出に残る体験を与えてくれるはずです。
旅行前には、石垣市公式サイトや現地の観光案内所などで最新情報を確認のうえ、安全で楽しい時間をお過ごしください。